潰れない店の作り方

札幌副都心、新さっぽろの商業施設の変遷を10年見て来た私が、勝手にお店を5段階評価し、潰れる店潰れない店の理由を考え綴っています

BiVi一歩前進

カテプリに「3COINS+plus」がオープンします。
近くに同じような300円均一のお店がありますが、
潰し合いにはならないと思います。
新さっぽろには、ダイソーセリアキャンドウと、
"3大100均"が狭い範囲に集まっています。
低価格帯のお店が好まれる地域なのです。

新札幌を中心に厚別区全体を見た時、
これだけ市営住宅の多い区は無いと思います。
住民の高齢化と、富裕層の少ない地域性を考えると、
低価格ということが第一条件になるのは当然です。

そのため、BiVi新さっぽろの方向性に、
疑問を感じ続けています。

最近、TVで取り上げられたフライドポテトのお店がオープンし、
賑わっているのを目撃しました。
TVの影響はすごいです。
でもそのお店だけに客が集まり、シャワー効果は無く、
周りは、相変わらず閑散としていました。
ただBiViパークの注意書きが貼りかえられ、
少し気兼ねなく本を読める環境になったようで、
寛いでいる人もいたように思います。

 

フライドポテトのお店がオープンする前にあったお店のことは、
ホームページ内で触れられていません。
閉店や撤退というマイナスなことを
伏せておきたいのでしょうか。

閉店したお店は、客が来なくて"突っ立っているだけの女のコ"の姿が
妙に印象に残っています。
突っ立っているしかなかった、客が来ないから・・
そうさせていたのは、料理じゃなく、働く人でもなく、価格。
同じように、いつの間にか消えていく店は続きそうです。

一時的に賑わう店じゃなくて、
長く地域の人が集まるお店が並ぶBiVI新さっぽろ
変わっていくことを願っています。・。・。・。