「BiVi新さっぽろ」に「キャンドゥ」が入って、
カテプリの「ダイソー」、duoの「セリア」と合わせて、
新さっぽろ駅周辺には、3大100均が集結したことになります。
似たお店が出来ると、潰し合いが始まるように思われますが、
100均は、店舗の違いに関わらず、
集客力があるので、3つとも安泰だと思われます。
危ないのは、他の文房具や雑貨を販売しているお店です。
100均が確固たる地位を築いているので、
文房具などを買う時、「これ100均にもあるんじゃない?」
と考えるようになりました。
その店で買わないで、100均に行くようになったのです。
普通の価格で上質の物を売っていて品揃えも良いお店が、
この3大100均に客を奪われ、危なくなると思われます。
BiVi新さっぽろに「ロフト」も入りました。
札幌駅前の西武からエスタに移転し、人気のお店でした。
エスタが閉店し、行き場を失った「ロフト」は、
出店先に「moyuku SAPPRO」と「BiVi新さっぽろ」を選びました。
「ロフト」は、3大100均が終結している新さっぽろに
出店しましたが、安泰だと思われます。
それは「ロフト」が、別格だからです。
「これ100均にもあるんじゃない?」と思っても、
ロフトには店自体にブランド力があるので売れるのです(今はまだ)
一世を風靡した「東急ハンズ」もduoに出店していましたが、
新さっぽろに来た時にはすでに、
ブランド力が落ちていたため、客は疎らでした。
3大100均と「ロフト」が来たことで一番影響を受けるのは、
文房具販売もしている書店「文教堂」だと思います。
品揃えも良いし、上質なものを売っているのになぜ?
実店舗での本の売り上げが落ちている書店で、
付随している文房具部門でも客が離れるとなれば、
存続が難しくなると思います。
品揃えもレイアウトもとても良い書店ですが、
「文教堂」に「2」をつけさせて頂きます。