潰れない店の作り方

札幌副都心、新さっぽろの商業施設の変遷を10年見て来た私が、勝手にお店を5段階評価し、潰れる店潰れない店の理由を考え綴っています

小さいスーパーの戦い

BiVi新さっぽろが出来て、3大100均が集結し、
スーパーも3つ、イオン・COOP・ホクノーが並びました。
誰もが心配するのが、この中で一番小さい規模のホクノーです。
ホクノーは、大丈夫か!?

BiVi新さっぽろのCOOPがオープンする前に、
ホクノーはリニューアル工事をしました。
商品棚を低くし、お年寄りに優しい感じがします。
入口には、和洋菓子が籠に入れて売られており、
客のターゲットがお年寄りであることがわかります。

食材を買いにスーパーへ行こうとする時、
何を基準にするでしょう?
やはり価格なのではないでしょうか。
ポイントや配送サービスを含めて、"お得"なところを選ぶと思います。
その次に、質とか品揃え、その次の次くらいに
店員の対応とか諸々のことが続くと思います。

この3つのスーパーの価格を比べて見たら、
そんなに差がありませんでした。
大手だから安いということが無いのです。
(価格的には、近くの「卸売スーパー」や
ちょっと離れた所にある「西友」が割と安めです)
価格でホクノーが太刀打ちできないということはないと思います。

お年寄りはなるべく歩く距離が短くて済む
小さめの店の方を選ぶようになると思います。
また歳とともに食が細くなるので、
少な目のお弁当が売れると思います。
ターゲットをお年寄りに絞っているホクノーの戦略は
間違っていないと思います。
新さっぽろ周辺は高齢化が進み、お年寄りの多い地域なので、
地場スーパーのホクノーに頑張ってほしいです。

願いを込めて、評価は「3」を付けたいと思います。