潰れない店の作り方

札幌副都心、新さっぽろの商業施設の変遷を10年見て来た私が、勝手にお店を5段階評価し、潰れる店潰れない店の理由を考え綴っています

出店場所失敗のお店

BiVi新さっぽろは、オープンして一週間が過ぎ、
少し落ち着いてきた感じがありました。
今日が平日だからでしょう。
土日はまた混み合うものと思われます。
ようやく桑田屋で、"ぱんじゅう"を 買ってきました。

お昼に行った時、BiViパークでは、
若夫婦が子供を遊ばせていました。
お年寄りや車いすを押している家族もいました。
人工芝のこのパークを設計した担当者は、
たぶん、こんなのんびりとした、微笑ましい光景を
思い描いていたと思います。
ここは、夕方近くになると、ロマンチックな雰囲気になり、
高校生のカップルが席を占領し、恋人パークに変わるようです。
一日の中でいろんなふうに景色が変わります。
思ったより狭くてがっかりした人もいるようですが、
このくらいが新さっぽろにはちょうど良いと思います。

スーパーの客の入り具合も、
上手く分散されているようです。
一時はイオンに客があふれ、対応しきれなくなったからか、
緊急的にアルバイトの募集もしていましたが、
もうその必要が無いくらいになっています。

客の入りということで、少し心配なお店があります。
BiVi新さっぽろの少し前にオープンした「コジマ×ビックカメラ」です。
エスタに入っていた時にはいつも大勢の客がいて、
私もよく利用していたので、
新さっぽろに来ると聞いて喜んでいました。
問題は、出店の場所です。
デュオ1の2Fは、魔の地帯です。
とくに歩道橋に向かう出口側の地帯は、
今までどれだけのお店が客が入らないために、撤退したことでしょう。
人通りは少なくありませんが、出口に近いために、
家路に向かうモードになった人達は、素通りするのです。

コジマ×ビックカメラ」は、出店場所の失敗ということで、
3 」を付けさせて頂きます。
場所が良ければ、「 5 」のお店なだけに残念です。