潰れない店の作り方

札幌副都心、新さっぽろの商業施設の変遷を10年見て来た私が、勝手にお店を5段階評価し、潰れる店潰れない店の理由を考え綴っています

ジブリのパン屋さん?

新さっぽろのパン屋さんと言えば「どんぐり」、
街の中心にも進出し、安定した人気のパン屋さんです。
客層は、老若男女問わずといった感じです。
「ちくわパン」は有名で確かに美味しいと思います。
が、「ちくわパン」もそうですが、「どんぐり」のパンは、
全体的にカロリーが高めだと感じます。

私のイメージでは、「どんぐり」のパンは、
パン屋さんのパンというより、
"出来立ての"スーパーの袋入りパンという感じです。
美味しくて大衆に好まれるという、良い意味でですが。。

どんぐり」に似たお店で、「北欧」がデュオにありました。
値段は安めなのに、陳列の仕方や店内の雰囲気(味も?)から
客が離れていったようで閉店しました。
(現在は、琴似に一軒あるだけです)

JR新札幌駅下に日中でも薄暗い路地に、
ジブリ風の看板が浮かび上がって見える
メルヘンチックなパン屋さんがあります。
スイートベリー」です。
ドルフィン」という名前のパン屋さんが
閉店した後に出来たお店です。
ここは、ライ麦パンやハード系のパンもあり、
街のちゃんとしたパン屋さんという感じです。

ハード系は、お年寄りは敬遠するし、
ライ麦パンも万人に受けるという味ではありません。
オープン当時は空いていたと記憶していますが、
近くにエスコンフィールドHOKKAIDO行きのバス停が出来て
その小さな存在に気づいた人が訪れるようになり、
今では、混み合っているのをよく見かけます。
バケットもいいですが、シャンピニオンキッシュがとくに美味しいです。
評価は、「 4 」を付けさせて頂きます。
本格的なパン好きの地元住民が通い、安泰だと思います。

もう一軒、新さっぽろに、
三越のパン屋さん「Johan」の出店を願っていますが、
大通りに出た時の楽しみに取っておいた方が良いでしょう・・