潰れない店の作り方

札幌副都心、新さっぽろの商業施設の変遷を10年見て来た私が、勝手にお店を5段階評価し、潰れる店潰れない店の理由を考え綴っています

芝生のカップル

ようやく、BiVi新さっぽろで友人とふたりで食事をしました。
出来るだけで通路ではなく、奥の方に座れるような店で、
価格も高過ぎず、口コミもまあまあということで、
エイトカリィ」に入りました。
初めてなので、[元祖伊東さんのカレー]を注文しました。
食堂のカレーというのではなく、
カレー専門店らしい味で、スパイスがかなり効いていました。
ローズマリーをとくに感じたのですが、
使用しているかは不明です。
また、食べてみたいと思う味でした。
エイトカリィ」の評価は、「 3 」をつけさせて頂きます。

食後「宮田屋珈琲」でテイクアウトのコーヒーを飲みました。
テイクアウト(¥450)は、機械で淹れていて、味は普通、
いやむしろセブンカフェの方が美味しいくらいでした。
ゆっくり出来る他の店舗に比べ、
BiVi新さっぽろ店は狭くて、宮田屋珈琲の良さが無いので、
今後利用することは無いでしょう。

BiViパークは、夕方前までは、
子供が走り回る好きな景色ですが、
夕方から高校生の溜まり場と化します。
学習室利用、グループで雑談利用、
そして、デート利用です。
デート利用の中で、唖然としてしまったカップルがいました。
制服姿です。近くの高校生でしょうか。
芝生に寝っ転がり抱き合って、たぶんキスもしています。
近くで、勉強しているコがいました。
男子生徒は時々その二人を好奇の目で見ています。
私が、なんだか気持ち悪いと感じたのは、
年代の違いなのでしょう。

BiViパークで子供が走り回ったり、
周りのお店で仕事帰りのサラリーマンが
おしゃれに食事しているというのは理想で、
かけ離れた景色になることが多いのは、
やはり地域性でしょうか。

思い思いに過ごす場所

BiVI新さっぽろの視察も、少なくなって来ました。
BiVi新さっぽろへは、まだまだ他の地域から訪れている人も多く、
サンピアザからの連絡通路(JR新札幌駅の入り口)の
人の流れは、札幌中心部のように多いことがよくあります。

注目しているBiViパークには、
テーブルとイスのセットがいくつも出されるようになりました。
そのために、子供達の走り回る姿がありません。
休憩場所のためにテーブルやイスを置くのなら、
人工芝ではなくても良かったはずです。
冬でも子供達が遊べる場所ということで、
人工芝は大成功と思っていましたが・・・・

食事の店は、平日は平日なりの客入りになっているようです。
まだ、食事していないので、
評価するのは、まだ先になりますが、
口コミ情報では、カレーやラーメンが美味しいということなので、
今度、入ってみたいと思っています。
パスタのお店は、利用するまでもなく、危なさを感じています。
価格設定が高すぎます。
料理を提供する際の店員によるパフォーマンスは不要だと思います。

オープンして一ヶ月以上が経ち、
BiVi新さっぽろは、街に馴染んできた感じです。
地域住民が、他の地域の方が、若い方が、年配の方が、
思い思いに過ごしている、この"思い思い"というのが、
今のBiVi新さっぽろには、ピッタリな言葉になってきていると思います。

公園に子供がいっぱい

昨日の夕方、BiViパークに行きましたら、
先日とは違った空気になっていました。
若い家族が何組も訪れ、
子供達が走り回り、転がり回っていました。
天井の空に鳥が飛ぶのを
手を広げて見ている子もいました。
これが理想のBiViパークだ!と、うれしくなりました。

オープンして1ヶ月で、"明暗"を分けるのは、
まだ早いかもしれませんが、
"明"は、やっぱりBiViパークです。
BiVi新さっぽろ内のお店でお金を使うことはなくても、
サンピアザデュオに客は流れお金を落としています。
客の服装や雰囲気からも、
他の地域から来ていることがわかります。
他に"明"の部分は、まだわかりません。

"暗"は、やはりCOOPでしょうか。
昨日、夕方近くに行ったのに、
先着2000パックの安売りの卵がまだ残っていました。
一通り店内を見て回りましたら、
お惣菜も工夫が凝らされ、食べたくなるものが多く、
イオンに比べて品数は少ないものの、
遜色無い感じでした。
気になったのは、レジの店員の対応です。
オープン前に急いで募集し人をかき集め、
訓練をする時間もなかったのでしょうか?
笑顔は無く挨拶も聞こえませんでした。
(ホクノーの店員に近いものを感じました)
店員の対応も"暗"になっている要素かもしれません。

他のお店にも、"暗"に近いところが多く、
これからどこが生き残っていくか、
楽しみのような不安なような。
出来れば、オープン時のまま撤退することなく、
新しくオープンするお店を待ちたいものです。

BiViパークに期待

まさか今日もBiViパーク
携帯ショップが出店しているとは思いませんでした。
パーク内に客は、4人程度。
とても雰囲気が悪いです。
パークの周りから、中を眺めている人の姿もありません。
水の中に油を落としたように、客をはじいているようでした。
今日、BiVi新さっぽろを訪れた人は、
また来てみたいと思ったでしょうか?
と言っても、携帯ショップのスタッフが悪いわけではありません。
彼らは仕事をしているのですから。
クリスマスで大勢来店する時期に、
あの場所での出店を認めた、
関係者の考えを聞いてみたいものです。

お昼時、COOPホクノーの客密度はだいたい同じで、
疎らという感じでした。
反対に、イオンはごった返していました。
レジに大勢並んでいます。
急いでいる人は、COOPホクノーに行った方が良いでしょう。

サンピアザのケーキ屋さんも、どこも行列が出来ていましたが
BiVi新さっぽろの「UMEYA」には、誰もいません。
行列があったのは、食事の店だけでした。
店が狭いから出来た行列という感じです。
クリスマスのかき入れ時に、
平日のような景色のBiVi新さっぽろ。
今日もがっかりして素通りするだけでした。

オープンしてまだ1ヶ月も経っていないのに、
こんな寂しい内容になってしまいました。
今後は、始めに目指していただろうBiViパーク~人が集い、
子供が走り回り、カップルが星空の下でデートする~
そんなパークになるように願っていたいと思います。
そうなれば、BiViパークが客を呼ぶはずですから。

BiVi新さっぽろに、耐力はあるか

BiVi新さっぽろに行って来ました。
すでに初日のワクワク感はありません。

BiVi新さっぽろの印象を決めるのは、"BiViパーク"です。
今日は、クリスマス間近の土日に向けて、
出店の準備かと思ったら、
携帯ショップのお店でした・・・・・・・・・・・・・。
用の無い人には用の無いお店です。
がっかりしました。
大通り公園の「ミュンヘン・クリスマス市」のようなものや
スイーツのお店だったら、良かったと思います。
携帯ショップが陣取るのなら、
子供が走り回れるように
広い芝生のままの方がよっぽど良かったかしれません。

みんなでスポーツ観戦をして盛り上がるはずだった
カテプリのフードコートの奥が、結局失敗し、
撤退のお店も相次いだ、あの時の気配が、
すでにBiVi新さっぽろにはしています。

レストランのオープンカフェの形式も、
オシャレではあるけれど、
他の客と離れてゆっくり食べたい高齢者には、
ウケが悪いように思います。
コロナ禍の記憶が残っていることもあり、、
抵抗感のある方が多いのではないかと思います。

集客目的の2Fがこのような感じで、
1FのCOOPはどうかというと、明らかに客は少ないです。
何度も言いますが、価格は他と変わりないのです(イオンはむしろ高い)
ダイエーの後、イオンになり、
イオンが周辺住民に浸透し切っているのです。
COOPがそこに入ろうとした無謀さを
今更ながらに感じました。
サンドラックもまたCOOPの奥にあり、客は少なめです。

1年後、イヤ半年後にはすでに動きがありそうな気がします。
2Fのオシャレなレストランで食事したいと思っていますが、
それまでお店に"耐力"があるかどうか???

BiVi新さっぽろの翳り

客は、店の雰囲気を作る要素になります。
でも、店側は客を選べません。

以前カテプリのフードコートに
いきなりステーキ」が入っていました。
ステーキが安く食べられるということで人気があり、一度利用しました。
安くとは言ってもステーキですから、
ワクワクした気持ちでしたが、近くのテーブルで、
勉強をしている学生を見て、気分が下がりました。
フードコートのあちこちに、勉強目的で来ている姿があり、
あの中で食事する気になれない、と感じたのは、
私だけだったのでしょうか。
フードコートで長く営業出来ている店は、多くはないようです。

今日のBiViパークには、お年寄りのグループが多くいました。
当初の、子供が走り回る微笑ましい光景から、
今日の光景を見た時、
BiViパークサンピアザ広場と同じようになるのか…と、
がっかりしました。
足腰の弱ったお年寄りは、芝に座るのが難しいためか、
こないだから、人工芝にイスやテーブルが置かれています。
人工芝の利用の仕方が、当初の予定と変わってきたように思います。
それはイコール、サンピアザ広場と同様になるということです。
つまり、病院か施設の待合室のような雰囲気に
なってしまうということです。

お年寄りの多い地域だから、そうなっても仕方無いとは思います。
(お年寄りが悪いと言っているわけではありません)
今日のような光景を見て、どれだけ、
お金を使う現役世代や若い家族が、気分が下がらずに、
BiVi新さっぽろに来てくれるか心配になるのです。

ただ、まだ他の地域から、新しく出来た商業施設を見るために、
多くの人が新さっぽろにやってきて、
BiVi新さっぽろ経由で、サンピアザカテプリに流れているので、
全体的に考えれば、新さっぽろの再開発は、
今のところ成功している、と言えるのではないでしょうか。

BiVi新さっぽろオープンから半月が過ぎて

BiVi新さっぽろは開店してすぐだと、人は疎ら、
年代的には高めで、子供を連れた若い家族は
見当たりませんでした。
お昼が近づくに連れて増えてくるのでしょう。

ご夫婦でBiViパークのイスに座り休んでいる姿は、
若い頃に戻ってデートをしているような雰囲気です。
BiViパークは、若い人だけじゃなく、
歳を重ねたカップルにも、
デートスポットになるといいなと思います。

開店してすぐだと、当然、
人気のベーグルのお店で並ばなくてもすぐ買えます。
プレーン(190円)と紅茶アップルシナモン(310円)を買いました。
堅さもちょうど良く、とても美味しかったです。
眺めのいい店内の席で食べてもいいし、
テイクアウトして、自宅で卵サンドなど、
いろいろ試してみたいとも思います。
間違いなく、何度も利用することになるでしょう。
Gentle Bagel」の評価は、「 4 」です。

ちょっと気になったことは、
たぶん、多くの方が気がついていると思いますが、
BiVi新さっぽろ内は、電波が悪いです。
なかなか繋がらなくて、楽天ペイで払うところを
何度か現金で払ったりしました。

3スーパー(イオン・COOP・ホクノー)の
客入りの様子も見てきました。
やはり、元々あるイオンの方が、
買いなれているせいか、多かったように思います。
価格的には、前にも書きましたが、大差ないようなのですが・・
やはり上下の店舗からの流れもあり、
イオンが優勢というのは、
はっきりしてきたように思います。